不動産コンサルティング業務
不動産コンサルティング業務とは「依頼者との契約に基づき、不動産に関する専門的な知識・技能を活用し、公正かつ客観的な立場から、不動産の利用、取得、処分、管理、事業経営及び投資等について、不動産の物件・市場等の調査・分析等をもとに、依頼者が最善の選択や意思決定を行えるように企画、調整し、提案する業務」と定義されています。
(平成11年9月不動産流通近代化センター不動産コンサルティング制度検討委員会「報告」)
公認不動産コンサルティングマスター
公認不動産コンサルテイングマスターとは、不動産に関する5年以上(宅地建物取引士資格登録後)の実務経験があり、国土交通大臣認定の不動産コンサルテイング技能試験に合格し、不動産コンサルティングに関する一定水準以上の知識および技術を有すると認められて財団法人不動産流通近代化センターに登録された人達です。不動産コンサルテイング技能試験の受験資格は宅地建物取引士資格登録者、不動産鑑定士、または一級建築士であることです。
※平成25年1月不動産コンサルティング技能登録者の名称が変わりました。
新名称:「公認不動産コンサルテイングマスター」 詳しくは不動産流通推進センターのホームページへ→
神奈川県不動産コンサルティング協会設立の経緯
不動産コンサルテイングマスター制度は、発足してから7年、単なる知識研修制度に留まっていました。しかし、平成11年、建設省主催の制度検討委員会報告が、不動産コンサルティングを宅地建物取引業より切り離した1つの業として格上げしました。不動産コンサルティングの内包している知識とノウハウに相応しい社会貢献を要請したのです。この報告に呼応して、全国各地で県単位組織の組織化が行われました。神奈川県でも、平成12年には、それまでの不動産コンサルティング会を改変し、総会によって神奈川県不動産コンサルティング協会を発足致しました。
協会の目的と活動
神奈川県不動産コンサルティング協会(REC)
社会の政治経済、環境の激変の中で、不動産事業は、単なる仲介事業から、お客様の不動産の有効活用・有効利用に如何に助力できる事業へ発展できるのか、これが問われてきました。この事業に、積極的に貢献すべく不動産コンサルティング制度が立ち上がりました。不動産コンサルティングマスターの集まりである私達神奈川県不動産コンサルティング協会も、自らの知識・技能・技術などを生かし、お客様の満足に答え、かつ、街づくり・環境保全・社会福祉の促進など社会責任・社会貢献を果たしていきたいと日々研鑽しています。
NPO法人神奈川県不動産コンサルティング協会
お客様の不動産の有効活用・有効利用、そして街づくりなど社会貢献の為には、不動産の専門家の立場、角度からだけてなく、土地や家屋の測量の正確さ、建築設計の面から見たより幅広い活用、様々な法律上の許認可や制度上の制限にも精通することが必要になっています。この様な各士業との協力や共同作業の発展の為に、不動産コンサルテイングマスターを中心にしながら、測量士、土地家屋調査士、1級建築士、行政書士などの集合体として、NPO法人神奈川県不動産コンサルティング協会を発足しました。更に、司法書士や弁護士などの協力も得ながら、全ての面でお客様の要望に答え、かつ社会責任・社会貢献に邁進すべく日々活動しています。
NPO法人神奈川県不動産コンサルティング協会の定款→
所在地・連絡先
所在地:〒231-0032 神奈川県横浜市中区不老町1-2 シャトレーイン横浜203号室
電話番号:045-662-0107
FAX番号:050-3737-5914