Q1. 神奈川県不動産コンサルティング協会(REC)の「REC」とは何の略称ですか?
Answer. 神奈川県不動産コンサルティング協会のReal Estate Consultatingの略称です。そのほかに特定非営利活動法人(NPO法人)神奈川県不動産コンサルティング協会があります。REC(神奈川県不動産コンサルティング協会)と特定非営利活動法人(NPO法人)神奈川県不動産コンサルティング協会とは、互いに協力関係にあり、共同した活動をしています。
Q2. RECとNPOとの違いは何ですか?
Answer. REC(神奈川県不動産コンサルティング協会)は、不動産コンサルティングマスターが参加する団体です。特定非営利活動法人(NPO法人)神奈川県不動産コンサルティング協会は、RECの不動産コンサルティングマスターと共に、建築士、土地家屋調査士、宅地建物取引士、行政書士などが所属している幅広い団体です。
Q3. 一般的に不動産コンサルティングとはどのような業務ですか?
Answer. 不動産の専門家が、お客様がお悩みの不動産に関する様々な相談事、諸問題に対し、その改善策・解決策を判断材料として企画し提案することです。また,判断材料を示されたお客様(依頼者)が、その改善策・解決策を実行しようとする際、その助力を得たい、進捗度合いの監理を委ねたい、と希望するかもしれません。これを受託し、援助し、結果を出すことも不動産コンサルティングと言えるでしょう。
Q4. 不動産コンサルティング技能登録者が行うコンサルティング業務は、正式にはどのように規定されているのでしょうか?
Answer. 「依頼者との契約に基づき、不動産に関する専門的な知識・技能を活用し、公正かつ客観的な立場から、不動産の利用、取得、処分、管理、事業経営及び投資などについて、不動産の物件・市場などの調査・分析をもとに、依頼者が最善の選択や意思決定を行えるように企画、調整し、提案する業務」(不動産コンサルティング制度検討委員会報告書)と規定されています。
Q5. 特定非営利活動法人(NPO法人)神奈川県不動産コンサルティング協会の業務とはどのようなものでしょうか?
Answer. 特定非営利活動法人(NPO法人)神奈川県不動産コンサルティング協会は、毎年、横浜開港記念バザーで、無料相談を行っています。市民の方々が、日々お考えの不動産や遺産分割、相続、遺言等の様々な問題、ちょっとした疑問に答える無料相談です。様々な士業の人が、その持分、知識を活用して、売買や賃貸、境界問題など不動産に関する諸問題だけでなく、生活上の様々な諸問題の解決に協力する活動をしています。その中から、不動産の専門的解決が必要とされるならば、不動産コンサルティングマスターや宅地建物取引業-取引士の援助を要請します。
Q6. 不動産コンサルティングを受けた場合、相談料(報酬)を支払わなければなりませんか。
Answer. 不動産コンサルティング業務(企画提案業務ならびに遂行業務)と宅地建物取引業務(宅地建物の売買・代理・媒介業務)は 区別されそれぞれに手数料(報酬)が発生します。 不動産コンサルティングマスターが、その報酬を受け取るためには、次の3つの要件が必要と規定されています。
- コンサルティング業務の受託にあたり、当該業務の成果に即した宅地建物の売買の媒介等の依頼を前提とするものではないことが、委託者に対し十分説明されていること。
- コンサルティング業務委託契約が書面で締結され、報酬を支払う旨が契約上明らかであること。
- 業務の成果物が書面で提供されていること。
尚、不動産コンサルティング業務委託契約がない場合でも、専門的な知識と経験に基づく相談業務であり、料金表などで予め有料であることが明示されている場合は相談料が発生します。
Q7. 不動産コンサルティングはどんな相談を受け付けるのですか。どんな事例がありますか。
Answer. 不動産にかかわるあらゆる問題が対象です。宅地建物取引士、不動産鑑定士、一級建築士など不動産コンサルティングマスターだけではなく、行政書士、司法書士、弁護士などそれぞれの専門家と連携し問題解決に当たります。
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